臨床検査技師のつまらない話

臨床検査技師が病気の話とか、自分の話とかします。

なぜ大学院に進んだか

今日はなぜ大学院に進学したか書きたいと思う。

 

まず簡単に私について略歴を紹介。

私は大学で国家資格を取得した。

臨床検査技師というやつ。

ドラマ フラジャイル でいう森井くんだ。

さらに大学院ではスクリーナー*1の試験を受ける資格も

与えられる。

私はスクリーナーの資格が欲しい。

保健学科では国家資格を取得できるというのを強みに

大体の人々が就職する。(私の大学では)

しかし、私の出身高校の同級生たちはほとんどが進学。

理系であればほとんどが大学院に進学した(らしい。)

文系は海外に留学して2年や3年海外で過ごすとかザラだ。

そして国家資格を取得するという就職に有利である武器がある

にもかかわらず、進学したのには上記で述べた理由の他に

もう一つ理由がある。

それは、プライド。

ちっぽけなプライドだけど。

私は県内でトップ(おそらく今も)の高校に通っていた。

高校生の時、周りの友人たちに比べると全然勉強していなかったと思うが、

一応それなりの勉強をして大学に合格した。

そうなると、大学院に進まないと、勿体無い!とか

せっかくあんないい高校を出たのに!とかいう気持ちだった。

なんとなく就職してしまうと、過去の自分の頑張りを

無駄にしてしまうような気がして嫌だったのだ。

高校に入学することがゴールじゃない。その先の未来だ。

というのは中学の時の先生の言葉だ。

自分の可能性を広げるために大学院に進学した。と言ったら

すごくかっこよく聞こえる。笑

でも、実際にそうなのかもしれない。

大学を卒業して、就職して、仕事に追われるような毎日を過ごせば

大学院に入り直すというのは、いささか面倒に感じるだろう。

大学院を卒業してからでも、病院就職をすることは可能で

かつ2年間、モラトリアムな期間を余分に過ごせる。笑

または企業に就職したり、さらに進学したりするなど

可能性が広がるように感じたからだ。

まあ、今は病院で就職しようとしているわけだから、

道を広げる意味はあったのか?と問われれば

それは簡単にYes/Noで答えられるような問題じゃない。

意味があったかなかったかは就職活動や

今後の研究活動に際し、随時検討していきたい。

 

 来週は病院見学。得るものが多い1日にしたい。

 

*1:細胞検査士という細胞が癌ではないかを診断することができる認定資格